2014年09月06日

仕事をやめて思うこと

学童保育指導員の仕事が最悪だったと書きましたが、良かったことも
少しはあったので書いておきます。といっても9割は嫌なことで、良い事は
1割あったかどうかですが。今も子供にされて嫌だったことを頻繁に
思い出してはムカムカします。

その数少ないよかったことはまず、10人の子供たちのうち1人だけは
確かな信頼関係が築けたこと。その子は小3男子で、最初は私を
よく殴ったり反抗的だったけど、ゲームの話をしたり、いろいろと
関わっていくうちに、ほとんど話してくれなかったその子が、素直に
いろいろな話をしてくれるようになり、私への態度が柔らかくなって
きました。そしていつしか、その子に対しては他の子と違う感覚が
心に芽生えていてハッとしました。それは相手を信じる気持ち、信頼の
感情でした。また、その小3の子も私を信じてくれていることが
わかりました。「この人は自分を受け入れてくれる存在だ」、そんな
思いを私に持ってくれたのでした。お互いに信じあえる関係を
築くことができた。それは素晴らしい事でした。

こんなことがありました。私が、男子二人の喧嘩の仲裁に入ろう
としたら、その子が引っ張って行くのを止めようとします。
「やめときな」とその子。
「どうして?」
「あんたが怪我をする」
「…ありがとう。でも相手の子が怪我をするかもしれないから
止めなくちゃいけないの」

その子は私が怪我をするんじゃないかと心配して、止めてくれた
のでした。感動して、あとでひっそりと泣きました…。

また、その子は私に「この人がいればいい」とさえ言ってくれたことも
あります。

その小3の男の子のことが一番印象に残っていますが、他にも
小4男子2人がけっこう落ち着いた子達で、一人は本当に一度も
暴力、暴言がない子だったし、もう一人は性格が穏やかで
一緒にいて落ち着ける子でした。その3人だけだったら学童の
仕事もずっと続けられたんですが…そんなの無理ですね。

態度の悪い子が多い学童だったけど、子供らしく甘えて膝の上に
座ってきたり、おんぶや抱っこをせがんだり、そういう時は
可愛かったかなあ。

信頼関係を築けた小3の男の子に対しては、突然やめてしまって
申し訳なく思っています…。

学童の仕事を始めた理由はいくつかあるけれど、その一つは、
クリニックの主治医がくれた優しさを子供にも伝えたかったから、
でした。主治医が本当の思いやりの心をくれたおかげで、
私はやっと、本当の愛が何なのか少しは分かるようになった。
思いやりや愛を主治医だけに返すのではなくて、他の人達、
特に愛情を必要としている子供たちにあげたいと思った。

そんな理想を持って、子供たちには優しく丁寧に接するよう
いつも心がけてきました。なのに、返ってきたのは暴力に暴言等、
ひどい態度がほとんど。
子供に優しくしたからこちらにも優しくしてほしいとまでは
言わないけれど、せめて普通に接してほしかったです。

まあでも、その小3の男の子にだけは私のそんな心が通じて
信頼関係が築けたのかもしれません。しかし、10人のうち
たった1人だけ。いや、1人だけでも思いが通じてよかったと
考えるべきでしょうか…。

その子のことは好きになったから、もっと交流して優しさや愛を
伝えたかったなあ…。きっと心の通い合うあたたかい関係を
築けていけたと思います。

嬉しいことより辛いことや嫌なことが圧倒的に多かったため、
耐えられなくなってやめてしまった今回の仕事。
姪のおかげで子供が好きになったのに、今回の経験のせいで
子供へのイメージが悪化…いや、良い子もいるにはいるけど。
少なくとも、子供がみんな可愛らしい存在ではないと痛感
しました…。

posted by かよこ at 13:41 | 仕事 | 更新情報をチェックする

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